戰乙女蘇菲亞 1 世界崩壊の危機は迫っていた―――全ての発端は神族ロキの裏切りから始まった。ロキは神族でありながら巨人族と冥府族の手を組ませ、神々が住まう世界アースガルドを侵略を開始、神族は激しく抵抗するもロキのまさに神謀の前に天界の戦士たちは悉く撃破され、ついに世界の主たるオーディンまでも捕らえられてしまう。 しかしオーディンはロキたちに屈する事を拒絶、逆に世界を支える世界樹の水源を封印して世界樹が枯死するよう図る。 曰く、「共に滅びたくなければ我を解放せよ」 捨て身の恫喝であったがオーディンは本気であった。世界樹の枯死は世界の終わりを意味する。窮地に陥ったロキたちであったが、水源を封印している門には封印を解くための鍵があり、そしてその鍵は天界で未だに頑強に抵抗を続ける戦乙女スヴィアとシグルドの清き処女の子宮に封印されている事をつきとめる。 「彼の乙女を穢せば封印が解け子宮から鍵をひり出すとか!」 「我ら彼の乙女に恨みあり! 巨人とその眷属の魔羅が犯しぬいてやろう!」 「いや我らこそ! 冥族の堕落の触手こそが彼の乙女を穢し得よう!」 こうして再びロキの指揮のもと、スヴィアとシグルドを陥れる邪悪なる姦計が、神族の最後の希望、ヴァルキリーの英雄に忍び寄る……!