榨精病棟 7 悪夢の入院生活を続けるヤマダにとって、それは初めて訪れた安息の日々のはずだった。 現在の担当ナースであるキリタニは、ヤマダを丁寧に優しく扱ってくれる。 搾精処理のみならず、食事を「あーん」までしてくれるキリタニに歓喜するヤマダ。 ところが、その名前を聞いたクロカワは突然泣き出し、キリタニの本性について語りだす。 イジメや村八分、自分が気に入らない人間はどこまでも追い詰める元ヤンキーの性悪女…… しかしそんな警告も、ヤマダの耳には入らない。 ようやく訪れた「理想の日々」という幻想に囚われていたのだ。 ほどなくしてヤマダはそれを後悔する事になる。 豹変したキリタニの悪魔のような本性。 思わずクロカワの名前を口にしてしまうヤマダ。 キリタニは激高し、彼女まで「制裁対象」にしてしまうのだった――! 「ふふふふ……クズ同士、無様でみっともないセックスね」